どんな手助けができるでしょう?(2016年10月のMonthly Thoughts)

どうしたら人々のお役に立てるアシスタント・手助け・サービスとなれるのか、私はよく自問自答するのですが、その答えは自分が望むような、クリアで簡潔な答えではないことがほとんどです。通常、この問いは最初に思い浮かぶ答えで解決できるようなものではなく、実際はもっと複雑なものです。もちろん、これ以外のときは、最初に思い浮かぶ答えが正解である場合が多いのですが!

他者を助けられるかどうかは、多くの要因や状況、確率、そして行動パターンが常に関係してきます。昔からの習慣や、その問題が感情的・物理的にどのくらい長く存在しているのか、または問題を解決するために既に行われたワークなども、その要素となることがあります。別の主な要因は、その人が助けを求め、変化を起こそうとするうえでの、態度全般や意志に関わりがあります。多くの場合、誰かを助けたいと望み、試みる中で、コントロールしたり変えたりすることのできない流動的な部分が多くあります。

時には、望んだゴールにたどり着くために造られた橋で、別のピースを提供することが、可能な限りできうる最善の方法であることもあります。そのピースは、これなしでは先の問題を解決することができないような重要なピースともなりうるのです。もし川の向こう岸に向けて橋を架けたいのなら、中間のピースやその先まで続くピースは、非常に重要になります。また、遠く離れた向こう岸に着くために、その人にとってどれだけのピースが必要であるかは、多くの場合、予測することができないのです。

このピースはその橋を完成させる上での欠かすことのできない最後の一かけらであるため、この重要なピースをはめても、受け取る人々は現時点における差し迫った問題に対して、ほとんど何も起こっていない、変わっていないと感じるかもしれません。ですが、おそらく次のセッションか、誰か他の人から受けるセッションか、またはその人自身が行うワークによって、困難や差し迫った問題が解決したり、非常に価値あるポジティブなシフトが起こったりする場合があるのです。そしてこの最後のピースによってその橋が完成した時、シフトした、変化したという強い感覚を味わい、その直前に受けたワークや自分で取り組んだワークのおかげでそうしたことが起こったと思ってしまうのです。

もちろんそれは違います。例えそれがずっと昔のものであったとしても、それを含めそれまでにはめられていたピースの一つ一つが、プロセスを完成させる上で、最後のピースと同じくらい重要で、欠かすことのできないものだったのです。

今いる場所から、達成感をもたらす向こう岸へと行くために、“幅が広く流れの速い川“に架かる橋の各ピースにもっと意識を向けてみましょう。より意識的になるということは芸術であり、研究であり、生涯にわたるプロセスであるとも言えます。その努力の中で、私達には様々なツールが与えられており、進んで手助けをしてくれる素晴らしい方々もたくさんいます。私たちの人生における小さなピース、小さなステップには、味わうことができ、またその恩恵を享受することができる、創造力や楽しみ、愛、喜び、驚き、そして美しさがあります。

私たちは素晴らしい旅の途中にいるのですが、さながら目隠しをされているかのように、本当はどこに向かっているのか、どのようにして目的地へと向かっているのか、何が最善の行き方なのか分からないまま、進んでいるように思えるかもしれません。ですが実は、目的地などなく、本当に重要なのは旅そのものであるという考えはどうでしょうか。この旅をどう進むのか、どう愛を分かち合うか、どう美しさを生み出しそれを感じるのか、旅の仲間をどのように助けるのかが、本当に重要なことであると考えるのです。

最も素晴らしい季節の変化を味わい、多くの休息をとって元気を取り戻し、この期間にあなたに多くの道が示されることを心から願っています。

 

光と愛と奉仕の中で、
アダマ