昔々の物語(2014年1月&2月のMonthly Thoughts)

今回は、ある物語について語りたいと思います。もしかしたら、この物語をすでにご存知で、聞くと驚くほど安心される方もいるかもしれません。もちろん初めて耳にする方であっても、きっと興味深い情報が得られるはずです。この物語は、多くの物語と同様に「むかしむかし」というフレーズから始まります。このフレーズは、聞き手に「これから昔話を聞くのだ」ということを印象づけるものです。物語というのは、あなたを楽しませるものでもあるのですが、色々な教訓もそこには含まれています。あまり馴染みのない、または一般的ではないその考えを受け入れられやすくするために、物語においてその教訓はとてもシンプルな形で述べられています。それは、メッセージがよりスムーズにあなたの頭と感情に入って来ることができるようにするためです。

むかしむかし、ある時空を超えた場所で、ある巨大なエネルギーが(人間に例えていうなら)自分が退屈しているということに気が付きました。この巨大なエネルギーというのは、私たち人間の頭では理解することも、想像することもできないほどに巨大で、全知全能な存在です。それが、自分という存在に退屈し、より多くのものを望み、さらに拡大したいと感じるなどということは、とても理解することはできないでしょう。しかし実際に、その存在はそのように望み、そのように拡大しようとしたのです!

この巨大なエネルギーは途方もなく大きな存在でした。その存在の大きさを私たちがいる宇宙と比べるのは、たった一つの原子と地球とを比べるようなものです。言い換えれば、その存在というのは私たちが想像できないほどに非常に巨大な存在だったのです。

私たちの時間に置き換えると、何億年もの年月が経過しました。その全知全能な存在は何でも知っていたので、自分を驚かせるようなものもなければ、独創的なアイデアを与えられるものもありませんでした。そこで、より拡大し、成長していくために、一つの計画を思いつきました。この計画を実行すれば、絶えず拡大することが可能になり、無数の可能性を探検しながら、より新しいものを発見し続けていくことができるはずです。

そして、全てなる意識の中から分かれ、個となった第一世代の破片が気付いたことから、もう一つの計画が生まれました。

それは、自らが粉々となり、その破片に個の意識を持たせて、この世に送り出すというものでした。大本の一部である第一世代の小さな破片は、絶えずその元である全てなるものに繋がり、コミュニケーションを取り合っていました。個別の意識を持ってはいるのですが、同時に直接大本と繋がっているため、独特で、新しいものを発見することも、創り出すこともできませんでした。しかし全体の一部である破片には、それぞれの機能があり、個別に動くことも、何かと一緒に動くこともできました。さらに言うと、その破片の中には主に創造者となる破片もあれば、その創造者とその被造物に奉仕する、奉仕者となる破片もいました。

その計画は、これまで以上に個別化し、「自由意志」が働く場所を作りだすというものでした。その自由意志の場所では、個性を与えられた破片はすべてを忘れ、全体から分離したという幻想に囚われるのですが、そのおかげで自由に発見をし、創造ができるようになります。全体から分離した個別な意識体の住処として、様々な宇宙ができあがり、それぞれの宇宙は異なった物質的な表現がなされました。物質となった個別の意識体の住まいが決まると、その本来の姿を忘れ、ワンネスから生まれ繋がっているということも忘れてしまいました。また、忘却のプロセスを促し、分離の幻想をより強化するために、生物としての肉体の中には、様々な装置が組み込まれました。

そして、元々は全てなる存在の意識の一部であった意識体が、情熱的に個別化に取り組み、もう一つの破片、火花を送りだし、完全に制限された肉体を持つ存在となるために、行列に並んで待ちました。

全てなる意識が拡大し続けるためには、全知全能の状態をやめ、制限された状態となって全てを忘れ、困難と新しい可能性が展開していくのに身を任せることが重要な鍵でした。生物学的な存在は、驚くほど複雑で、自分に似た生物学的存在を繁殖することができました。すると、より多くの火花が物質へと入ることができるようになりました。そして、さらに神聖な存在が物質化して、全てなる意識の物質的、非物質的な全ての破片を代表して成長し、進化し、拡大と創造を続けていきました。

大きな喜びと共に、多数の火花、多数のアスペクトが冒険へと送り出されました。そして無数の計画やアイデア、選択肢を探求し続け、数えきれないほどの関係の組み合わせを経験しました。肉体に入ってしまうと、火花は必ずその起源と、自らが不死の存在であるということを忘れてしまい、それ以下の存在であると勘違いするということを、理解していました。そして、忘れてしまっているがゆえに、あらゆるシチュエーションを経験し、演じることができました。物質界には、時間という幻想が存在し、寿命も限られているので、役者は様々な時代で様々な役を演じることができました。肉体は時間と共に年を取り、次第に非物質的な本質へと戻っていきました―物質として生まれ変わり、再び兄弟姉妹たちと共に様々な役を演じる日がやってくるまでは。

火花たちは肉体に入ると自らの本質を忘れてしまうのですが、生まれた世界において航海ができるように、ある種のナビゲーションシステムを与えられていました。それはフィーリング通じて、自らの非物質な側面からの導きを得ることができるというものでしたいかなるシチュエーションにおいても、フィーリングによって、より高次の選択へと続く道を選択することができます。喜び、熱心さ、わくわくとした感覚、情熱、ハートが開く感覚、愛、そして「正しい」と感じる感覚に従えば、その道を歩むことができるのです。

火花たちは役者となって、壮大なドラマを演じる舞台に立つことで、分離を経験する機会が与えられました。そのドラマはリアリティ溢れるもので、非常に重要なものとして死という幻想があり、それによって多くの役を演じて、お互いの創造性を高めていくという機会が与えられました。巨大で、多次元にわたるマスターであるからこそ、非物質界のアスペクトと、その他火花たちの遊びを手助けすることに喜びを感じる非物質的な存在たちからの、絶え間ない導きと、変化するチャンスが与えられました。火花たちはそれぞれ、ドラマやコメディー、ラブストリーや冒険物語など、どのような劇を演じたいのかを、自分で自由に決めることができました。

個別化した火花たちは大本へのコネクションを使って意識を定めたものを現実化することができました。

火花たちの与えられた使命は、意識を向けることを通じて望む現実を創造していくことでした。各々が、あるいは集合意識が、望む現実を創造することができるのです。思考した時と現実化した時にはタイムラグがあるため、途中でその方向性を変えることもできました。中には、特定の目的を持って生まれてくる火花もありました。その場合には、ハートが望む方向へ、フィーリングと感情が教えてくれる道を歩むことによって、正しい方向を見失わずに、いつでも最高の現実が実現していく選択を行うことができました。

既にみなさんはお気付きでしょうが、この地球上に住む人間は皆、全てなる意識の火花なのです。

Universeあなたは、信じられないほどに巨大で、多次元的な存在が物質化した存在なのです。そしてあなたは常に、本来の自分である偉大な存在と繋がっており、愛され、支えられ続けています。

この物語には、もっとたくさんのエピソードがあります。今後このコラムでより詳細なお話をお伝えできるかもしれません。今回お伝えしたこの物語を楽しんでいただき、これからみなさんがより、この世界における創造を楽しんで頂ければと思っています!

もしあなたが今の人生で実現していることに満足しているのであれば、ぜひそのまま続けていってください!しかしもし、もっと楽しく人生を送るために、誰かの手助けや微調整が必要だと感じているのであれば、私が提供しているセッションについてご検討いただければと思っています。今年のエネルギーに合わせて、新たに下りてきたセッションもありますので、公開まで楽しみにお待ち下されば幸いです。

光と愛と奉仕の中で、

アダマ