新しい目で物事を見る(2012年8月のMonthly Thoughts)

以前、医者や木製家具職人、ヨーガの先生などをしていた私の友人は、80年近くにわたる彼の人生を通じて、とても珍しく面白い、様々な仕事や趣味を行ってきました。彼は人生の多様性を愛し、その気持ちを支える、鋭い知性と好奇心を持っています。私たちはお互いに、物事の仕組みについて興味を持っており、人間の行動の精神的な裏付けや肉体の健康、宗教や信念、そしてスピリチュアルな習慣について、面白くかつクリエイティブな会話を多いに楽しんでいます。私たちは、非常に直感的で、繊細な存在であり、膨大なエネルギーを抱えています。同時に、制限された体を持ち、他人と関わりを持ちながら日常生活を生きています。私たちは、そのギャップから生まれる、様々な考えやアイデアを共に探求しています。

その友人は、昔から写真をよく撮っており、カメラがデジタル化していく過程を目の当たりにしてきました。そして晩年にiPadを購入し、様々なペイントソフトを使って絵を描く方法を独学で学びました。ここに、私にとって興味深いことがあります。彼が過去に撮った写真のなかには、目に見えないものが隠されていたのですが、新しい技術によって写真を編集することで、それを表現することができるようになったのです。彼は、これまで自分がずっと写真を撮り続けてきた理由が、よくわかってはいませんでした。しかし今こうして、直感と創造性を利用し、遊ぶことで、目で認識することができなかった、隠された世界を明らかにしていくことができるようになったのです。


70年前には趣味であり、遊びの一種であったものが、今やずっとそこにあるにもかかわらず目で見ることができなかった領域を探求するための、素晴らしいツールとなっています(右のイメージをご覧ください)。「古い」ものを新しい目で見ることは、現在においては誰にでも可能となったのです。私たちは、地球にたくさんのエネルギーが流れ込んできている時代を生きています。そのため、新たな物の見方ができるようになってきたのです。

新しい見方で物事を見るとき、新たな可能性と世界が開けていきます。そうしたものは、これまでもずっとそこにあったのですが、多次元的な視点が開かれるまではそれを利用することはできませんでした。

ある人にとっては、多次元的に見ることはとても素晴らしい体験となるのですが、別の人にとっては恐れが伴うこととなるかもしれません。私たちはこれまで長い間、限定された物の見方で現実を見てきました。それゆえに、利用することができるたくさんの可能性を垣間見始めると、反射的に逃走あるいは闘争本能の引き金を引くこととなる場合があります。逃走や闘争本能は私たちが生まれつき持っているものであり、私たちを安全に保つために備わっています。珍しいことやいつもと違うことがあると、危険を避けようと、自動的に恐れの反応が働きはじめます。

新しい目で見る準備として、あなたに出来ることは

  1. 今までと違った、新しい視点が開かれていくということを知っておきましょう。あらかじめ覚悟をしておくことです。
  2. いつもと違うような出来事が起きたなら、多次元的な視点から見るための機会が与えられているのかもしれないと認識し、リラックスすることが大切です。
  3. 見たり、気付いたりできるようになったものに対して、好奇心をもってみてください。
  4. 子供のように、感動とワクワクたっぷりの気持ちで物事を観察してみてください。新しい気付きを楽しむ許可を自分に与えてみましょう。
  5. 心を開いていても安全だと知っておいてください。体験しているものは恐らくあっと言う間に過ぎ去ってしまうでしょう。

多次元的な視点を開くことは、人生を豊かにする、非常に素晴らしい体験となるでしょう。そうした体験は、あなたが思ったよりも早く過ぎてしまうでしょうし、また、あなたが慣れ親しんでいる現実にしっかりと意識を向け、集中しなくてはいけない時には、めったに起こりませんのでご安心ください。
私たちは皆、これまでよりもより早いペースで成長し、能力や可能性、そして感覚を拡張していくその真っただ中にいるのです。

真の自分の姿でもある豊かさと完全性を備えた存在へと進化していくと、これまで以上に多くのエネルギーを利用することができるようになっていきます。瞑想し、リラックスして楽しむ時間を取り、自分自身を大事にしていくことで、全てがより楽しく、優雅なものとなっていきます。あなたが選んだ驚くべき冒険の旅は、これからもっともっと素晴らしいものとなっていくはずです!

 

光と愛と奉仕の中で、

アダマ